『カリフラワーライスで海老とまクリーム』
(監修)
帝京平成大学薬学部教授 金子希代子 先生
株式会社フォーラル管理栄養士 孰賀佳冬 先生
帝京平成大学薬学部教授 金子希代子 先生
株式会社フォーラル管理栄養士 孰賀佳冬 先生
カリフラワーライスをご存じですか?お米の代わりに細かく削ったカリフラワーを使ったものです。カリフラワーライスは低カロリー低糖質!お米と比べてカロリーは50%、糖質は70%オフにできることから、ダイエットに使われているそうです。今回は、『プリンリッチ野菜』のひとつであるカリフラワーを使ったレシピをご紹介します。
材料(2人分)
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カリフラワーライス2杯分
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市販のトマトソース1パック
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牛乳120cc
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むきえび12尾
- 1人分
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エネルギー : 176.0kcal たんぱく質 : 15.4g 脂質 : 2.5g 糖質 : 20.4g 食物繊維 : 6.5g 食塩相当量 : 1.3g プリン体量 : 169.4mg エネルギー産生栄養素バランス(PFC)= P:35.0% F:12.8% C:46.4%
※エネルギー産生栄養素バランス(PFC):エネルギーを産生する栄養素(Protein:たんぱく質・Fat:脂質・Carbohydrate:炭水化物)のエネルギー比率を示したもの
作り方
- カリフラワーライスを解凍する
- フライパンにトマトソース、牛乳を入れて温める
- えびを入れて火が通るまで熱し、もりつける
管理栄養士からひと言
市販のトマトソースを使った、10分でできる簡単なレシピです。
カレーライス、ドリアなどの洋食や、炒飯によく合います。
きのこ、たまねぎ、鶏肉などお好みの具材でアレンジして楽しんでください。
コメント
野菜はプリン体の非常に少ない(50mg未満/100g)食品ですが、一部の野菜に50~100mg/100g含むものがあり『プリンリッチ野菜』と呼ばれます。プリンリッチと言っても、肉類や魚介類よりは少ない量です。またプリンリッチ野菜に含まれるプリン体は、核酸を素としているのでアデニン類、グアニン類が主となるため、たくさん食べても血中の尿酸値には影響しないと報告されています。
カリフラワーは57.2mg/100gのプリン体を含むのでプリンリッチ野菜に分類されますが、食感も良く、糖質が少ないので、ごはんの代わりに使われているそうです。茹でて冷凍したものが市販されているので、そのまま使うことができます。
今回のレシピにはエビが使われています。エビにはプリン体の多いものもありますが、今回のように1人6尾(50g)位の量であれば、1回分の食事としてちょうど良いと考えられます。